私は青春時代を借金にまみれながら過ごした経験があります。そんな経験から、少しでも借金の怖さを知ってもらえたらと思ってその頃を思い起こしてみます

私が学生だった頃に、仲の悪かった両親は別居しました。それからは自営業の父親に引き取られて生活していましたが、徐々に景気が悪くなって仕事が減って行きました。仕事が減るという事は、当然ですが収入が減るという事です。そうなってくると、いわゆるサラ金で借金をせざるを得なくなってきます。
私はちょうど就職した頃で給料をもらい始めたのですが、学校を出たての収入では家族の生活を支える事ができません。父親は自営という事もあって審査が通らないからと言って、私にサラ金に行くように命じました。私も仕方なくサラ金に行って借りたのですが、父親も少しでも増やそうと思ったのかギャンブルで使い果たしてしまいました。もう、こうなると地獄です。当然ほかのサラ金に行くように父親が命じてきます。この負の繰り返しで、どんどん首が回らなくなっていきます。
こうなると取り立ての電話がかかってくるようになります。仕事中でも毎日かかってきます。いつ返せるのかと言われても答えようがなく、もう少し待って下さいとしか言えません。しかし毎日それを繰り返していると、今度は怒鳴られるようになります。これが18歳の頃の出来事です。

こんな経験はするもんじゃありませんし、ましてや子供にそんな思いをさせるなんてもってのほかです。きちんと返せる目途が立たなければ、借金はしてはいけません。